ご挨拶

当鉄工団地組合は現在8社によって成っております。
高度経済成長期を経て、バブルに向かう間に計画され、稼働して2~3年でバブル崩壊。その後もリーマンショックや震災、コロナを経て、しぶとく生き抜いてきた中小零細企業の集団です。 ここは日本のモノづくり中小企業全体の縮図でもあります。

いかなる時代であろうとも、我々は、必要とされてきたから存在しています。
私もあなたも、個人も企業も団体も、必要じゃないものは淘汰されます。

我々の仕事は、簡単な仕事ではありません。綺麗な職場ではありません。オシャレでもなければ先進的でもありません。簡単に数値化し、標準化、ルーティン化出来るものでもありません。 機械化し大量生産できるものでもありません。大きな物量の作業は、大きな資本の国に任せれば良いのです。
テレビに出るような学者や評論家が日本の生産性の低さを嘆き、その理由を自動化、ⅮⅩ化の遅れと言いますが、そうではなく、国内の大半の企業の労働の価値を国内で下げてきてしまったことが一番の原因です。 
人の価値、労働の価値、属人的な作業に正しい価値を見出すことが重要です。

だからこそ、当組合企業は価値ある企業の集団だと思っています。我々の技術が必要な方、我々と一緒に仕事をしてくれる方のお声掛けをお待ちしております。

焼津鉄工団地協同組合・代表理事・武村浩道
焼津鉄工団地協同組合
代表理事 武村 浩道
(株式会社 武村鋳造所)